てみです 😳 ご覧いただきありがとうございます。
今回は、私たち夫婦が子どもがいないのに一軒家を建てた話。
建てたワケ、その時の気持ち、まわりのコト・・・など。
アパート時代
私たち夫婦は婚約後、新居を数件見に行きました。
良いかんじの物件が見つかり契約しよーってなったとき、心配性な義理父がアパート契約時に不動産屋についてきました・・・(ちょっと恥ずかしかった・・・)
駅、スーパーから徒歩10分の2LDKのアパートの1階に住み始めました。災害などがあったときに、夫が会社から歩いて帰ってこれる距離が良いと、そこに決めました。
決めたアパートの良かった点
- すぐそばに線路が通っていて目の前に家が建つことが無かった
- 水害になりにくい土地だった
- 日当たりはまあまあ
- 収納スペースか大きかった
- 飼ってた金魚が亡くなったとき、アパートの木の下に埋めてあげることができた
失敗したな~と思った点
- 駅や買い物に行くのにどうしても急な坂を通らないといけなかった
- ガスがプロパンだった(入居後どんどん基本料金が上がった)
- 線路がすぐそばだったので窓を開けるとうるさかった
- あまり外の草木の伐採をしてくれない
- 共有部分の掃除が月1回。よくクモの巣ができていた
不満点もあるけど、マシなほうのアパートだったかな?
家の購入を決めたわけ
夫は、実家もずっとマンションで一軒家に住んだことは無く、一軒家に憧れていました。私は、子供ができて産まれて落ち着いたら広い家に引っ越せたらなぁ~なんて思っていました。当時そのアパートにも同年代くらいで小さい子供がいる夫婦も住んでいたし、世間的にも子供が生まれたら、家族が増えたら広い家に移るものだと思っていました。
夫は一軒家に住みたい、そして1日でも早くローンを始めたい!と。まだ建売か注文住宅かも考えていなかったので「良い家があったらね~」とあいまいな感じでした。
そのうちSUUMOで住宅展示場に入っている業者を紹介してもらい、買い物ついでに住宅展示場へ話を聞きに行ったりしました。
実際に立派なモデルルームを見ると「いいなぁ」となってしまいますねw
でも、やっぱりお客さんは子連れが多かったです。
それからも数か所の展示場や建売住宅をめぐるうち、運命の出会いが(笑)
ある展示場に予約なしで入ったときでした。その日案内してくれた方は新入社員さんで、おそらく年下で、いかにも新人だな~って感じの一生懸命な人でした。
展示場を見て回って、簡単なプロフィールやアンケートを書いて渡して、帰る前に出された飲み物を飲んでくつろいでいた時、案内してくれた新人さんと、奥から上司?が出てきて「お世話になっております!」と言われました。
私も夫も「はじめて来たのに!?」となりましたが、理由を聞くと夫の会社とこの会社が関連会社であり、夫の会社にもお昼休みに住宅のパンプレットを配りに来ていたのとのことでした。(もちろん夫は知らない)
色々話を聞き、関連会社の割引もあったり、軽量鉄骨で値段的にも木造より安く、柱をなくすことが可能なのも気にいり、前向きに検討することとなりました。
土地決め
駅・スーパーに近く、できるだけ坂が無い場所が良かったので、土地探しには時間を掛けました。
ある日ずっと売れ残っているのを知っていた土地を紹介されました。最初は眼中になかったですが、駅・スーパーまでは歩いて約10分、坂道を通らなくても行けるが間口が狭く土地が縦長なので売れ残っていた場所でした。実際に土地を見に行き、前の道路の広さ、周辺の環境、災害が起こりにくいかなどを見て、意外といい場所かもね~となり決めてしまいました。
やっぱり思うこと
土地購入、契約後は家のプランの話し合いが毎週行われ、どんどん決まっていきました。家を建てたことに後悔はありませんが、子無しの今だから、やっぱり妊娠出産してから引っ越せればよかったなぁ~と思っています。
家が先か妊娠が先か?
土地の契約をしてからは担当さんと毎週、毎週末打ち合わせをしました。
家の色と内装に関してはほぼ私が決めましたw
打ち合わせは楽しいけれど、1回で何時間も掛かるので大変でした。
もちろんその間も不妊治療は続けていて、大学病院で人工授精を何回もしました。
しかし、結局家が完成するまでに妊娠することはできませんでした。
突然の不妊様 降臨
ある日の打ち合わせで、たくさんのドアや床材などの見本が置いてあるショールームに行くことがありました。
当日そこで、別の夫婦も打ち合わせをしていました。
大人だけだったので、この人たちも子どもいないのかな・・・と横目で見ると、奥様は妊婦でした。
(あ~やっぱそうですよね~子どもできたから家建てるんですよね~・・・)
もうその瞬間から私の脳内はそれ一色に。ウチとは違い、そのご夫婦が[家を買う幸せな家族]そのものに見えました。しかも椅子に寄りかかっておなかをなでなで・・・新しい家で生まれたばかりの子どもを育てる幸せいっぱいの生活が楽しみでしょうがないのでしょう。
それにくらべて子どもいないのにここにいるウチは・・・?と、突然の不妊様が降臨し、楽しかったはずの打ち合わせがテンションどん底まで下がりました。
ウチも2部屋に分けられる子ども部屋作ったんですよ。このブログを書いている今は物置きですが。
マイホーム 完成
その後もたくさん打ち合わせをし、すべてが決定し、雪が降る2月に地鎮祭をやり着工から3か月・・・
2019年5月、間口は少々狭いけど、マイホームが完成しました。
早く家族で住みたいけれど、夫婦2人での生活からスタートです。
子なしはうちだけ?
家の引き渡し後、最終的に6月に引っ越ししました。
引っ越して最初にやることはもちろんご近所挨拶。
新居の周りはこんな感じでした。
ざっとこんな感じ。ハートマークがてみの家ですw
・右隣りのお宅。
こちらのお宅はご家族とおばあさん1人で3年ほど前に引っ越してきたと。
子どもは(当時)3歳5歳の男の子2人がいました。2人目が生まれたから一軒家に引っ越したんですね分かります。
少年たちの声は窓を閉めていればほぼ聞こえないのですが、1日中家の中を走り回っている足音が・・・正直ドタドタうるさいです。
・左隣のお宅
ウチの土地の元持ち主夫婦の家、大きな家です。
子どもは小学生の男の子2人でした。
・道路を挟んだ前のお宅
こちらも同時期に完成した注文住宅で、小さい赤ちゃんが1人いる、あまり年齢の変わらなそうな夫婦でした。赤ちゃんを抱いて挨拶しはじめたのを見ていたので、ウチにあいさつに来た時には夫に出てもらいました。
ショールームにいた妊婦さんと被りますが、
この時の私は[小さい赤ちゃんもいて新築の家に住む]という理想を絵にかいたような人たちに会う気になれませんでした。・・・今もですが。
被害妄想ですが「この人たちも最近引っ越してきてそんなに歳変わらないのにまだ子供いないんだ~なにやってんだろ~」なんて思われるんだろうな。
近隣の家をみて気づいたこと
引っ越しも落ち着いたあたりで気づいたことがあります。
正面のピザ好きさんの家と、一番右端の(◆マーク)変わった形のお宅を除く、すべての家の玄関先にとめてある自転車に、子ども用のでっかいイスが付いていたことでした。
しかも大体前と後ろで二人分・・・
本当に、もれなくすべてのお宅に置いてありました。
結論・・・子無しで一軒家に住む人いない。(ウチの周りでは)
引っ越し挨拶ラッシュ時に「うちも〇歳なんですぅ~」「よろしくね!」なんて声が聞こえたことや、休日に斜め前のお宅が敷地内にプールを出して子どもと遊んでるのを見たときは、本当に悔しくてみじめでした。
一番はしの家の住人を見てしまった日
家々の並びで一番遠い◆印の家の人は、私の家からも見えないのでしばらく経っても住人を見たことがありませんでした。
自転車には子ども用のイスはついていなかったので、夫婦で住んでいるんだと思っていましたが、ある日買い物の帰りに◆印の家の前を通ったとき、ぐうぜん家の人が出てきました。
女性で、バックに付けたピンクの丸いキーホルダーを揺らしながら、どこかへ行くようでした。
(あぁやっぱり・・・)
そう、おなかもそこそこ大きい妊婦さんでした。◆印の家も「子どもができたから一軒家を買った」人たちでした。
本当に、近所で子なしはウチだけと確定しました。
なりたい家族の理想
現在、自治会にも入っていないし(お金もかかるし子供もいないし、集まりがあっても私たち夫婦はお酒もたばこもやらないので付き合えないため)近所づきあいもほぼ無いので、直接「お子さんは?」なんて言われることが無いのがせめてもの救いです。
ウチも、1日でも早く[子供のいない静かな家]から[子供が騒ぐうるさい家]になれたらいいなと思います。
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