アトピー性皮膚炎の話

日常

てみです 😳 ご覧いただきありがとうございます。

今回は10年ほど前に治療していたアトピーが大変だったころのことを書きました。

 

アトピー性皮膚

私は生まれつきアトピー性皮膚炎も持っていて、顔、首、腕、身体、足・・・全身痒くなります。父もアトピーだったので、遺伝かな?

小学生、中学生のころは近所の町医者(おばちゃんが1人でやっている皮膚科)に通っており、その時はでっかい容器に入ったちょっとクサイぬり薬を使っていました。

高校生になる前に、薬のにおいが強すぎて恥ずかしかったのと、通っていたクリニックの評判が悪かったので私も通うのをやめ、キュレルやNOV、ベビーローションなどの敏感肌でも使える市販のもので対応していました。

アトピーは成長すると治まると言われていますが、私のアトピーが治まることはありませんでした。

 

アトピーの悪化

社会人になり1~2年目、入社した会社の本部に配属され、理事長のお世話(笑)、通常業務を覚えるのに必死、同期はいるが本部に入ったのは私一人、入社4ヶ月で唯一の女性の先輩が結婚退職、それにより生理的に無理な人が直属の先輩になりその人に仕事を聞くしかなくなる・・・などのストレスからか、アトピーがひどくなりました。

冬は乾燥でほぼすべての指の関節がぱっくり割れ、いつも絆創膏だらけでした。理事長からも心配されたので(苦笑)自宅から車で通える評判のよかった都内の某皮膚科に行ってみました。

 

そのクリニックの治療方針は【何もしない】というものでした。

人の肌は約6週間のサイクルで表面の細胞が新しいものに入れ替わります。(ターンオーバー)なので、かゆみを抑える薬を出してターンオーバーを待つ、という治療法でした。

アトピーの人は長風呂もダメとされています。クリニックからはお風呂は短時間で、肌を傷つけないために洗わないで、湯船にはなるべくつからないで、と言われました。

あと皮膚科では、円柱型の機械で人が中に入るとUVが出て治療効果を早める(?)治療器を使用しました。このUV治療器には服を全部脱いで入ります。

通い始めて3回目くらいで、明らかに肌の状態が良くなったのを覚えています。掻かないので、新たな傷ができないのが嬉しかったです。数か月同じ治療をしました。

しかしそのうち大変なことに・・・

 

しかし、そのうち・・・

そのうち、私の全身の皮膚から日焼けした時のようにポロポロと白いものが落ちるようになりました。知らない人が見れば、完全にフケです。

次第に、座ったらポロポロ、立ち上がったらポロポロ、歩いたらポロポロ・・・
家じゅういたるところに白いものが落ちるようになりました。最初は私も親も、肌のターンオーバーの途中なので仕方ない、もうしばらくすれば治まる、と信じていました。

お風呂ではせっけん禁止(さすがに頭は洗っていたが身体はお湯で軽く流すだけ)&短時間を守り、お風呂から出たらすぐにクリニックでもらったかゆみ止めの薬を塗っていました。

しかし、肌の状態がひどくなってからしばらく経っても、一向にきれいになりません。
次第にかゆみ止めも効かなくなってきました。
寝ている間に無意識で掻いてしまうのか、その頃の私の爪は 爪の上の白い部分がなく、皮膚のギリギリまで爪を切ったような短さでした。
爪が伸びる速度より、皮膚を掻いてしまい爪がけずれる速度のほうが早かったのです。

しかし、当時はアトピーがよくなった人が多いと人気のクリニックだったこともあり、自分も治ると信じ、我慢していました。

 

定期健診に行ったら転機が

私は年2回、心臓の状態を見るために大学病院で定期健診を行っています。
その日も定期健診の日で、夏だったのでサンダルを履いていきました。

昔から見てもらっている主治医の先生が診察中ふと私の足をみて、サンダルがきつそうで、足がパンパンなことに気づき、

先生
先生

足どうしたの?これは心臓の影響じゃないよ?

と言われてしまいました。

簡単に皮膚科でやっている治療を説明したら、

先生
先生

このまま治療を続けてもっとひどくなったら入院だよ!

病院内に仲のいい皮膚科の先生がいるから、今日これから見てもらって!

と言われ、その場で皮膚科の先生に電話し、すぐに診察してもらうことになりました。紹介された先生の担当はまさかの小児科でしたw

診てもらった結果

どう見ても子どもじゃない私が小児科で待ち、診察室で今までの治療を説明し、肌の状態を見せました。

先生の見解は・・・

先生
先生

確かに最初は効果があるけど、かゆみ止めの薬を塗る→洗い流さずにどんどん塗り重ねたことにより、皮膚が呼吸できなくなりターンオーバーができなくなった。

 

かゆみ止めがきかなくなったのは、薬を塗っても皮膚に届かないため。

 

最終的に皮膚が呼吸できないので、足がむくんでしまった。

ということでした。

ずっと治ると信じ、我慢してやったきた治療は逆効果だったのです。

 

さらに先生は、

先生
先生

ここまでひどくなったら一度強い薬を使わないとなおらない。
長風呂は確かに良くないけど、体は毎日安いせっけんでいいから泡立ててよく洗い、お風呂が終わったら早く薬を塗るといいよ。

と教えてくれました。

 

大学病院から帰ってきて・・・

早速その日の夜はしばらくぶりに体をよ~く洗い、処方された強い塗り薬を使いました。2~3日したら、見るからに皮膚がきれいになり、ポロポロとカスが落ちることもなくなりました。

そして某皮膚科へ行くのはやめ、大学病院の皮膚科(という名の小児科w)のほうにしばらくは月1回ほどのペースで通いました。

皮膚の症状が落ち着いてきたら、だんだん薬の強さを弱くしていき、病院に通う回数も減りました。

以前全身からポロポロ落ちていた白いものは皮膚ではなく、皮膚に浸透せずに表面で乾いてしまった塗り薬だったようです。

結局かゆみ自体は治らないけれど、人に見せられないような、出かけられないような皮膚だったのは治りました。

 

現在・・・

良くなってから今も半年に1回、心臓の診察日に合わせて子供いないのに小児科にも通っています。

待っている時間軽く地獄なので、正直皮膚科に移りたいですが、

紹介してもらって治してもらった手前、なんか言い出せません(*_*;

 

今でも・・・

今でも季節の変わり目にはアトピーが悪化したり、冬は指のぱっくり割れは絶対に起こります。
さらに今は不妊治療によるホルモンの変化で肌の状態も変わり、急にひどくなったりもします。

しかし、あの頃の入院一歩手前の、本当にひどい状態にはなっていません。

現在でも皮膚科で出してもらっている塗り薬の他に、乾燥しているな~と思ったときはベビーローションなどを使っています。

こんな感じの薬を使っています↓

 

また、30歳過ぎてから肌の調子が良いときに、新たに敏感肌用化粧水を使い始めました。
ディセンシアのアヤナスという商品です。

 

Amazonから詳細見れます↓

DECENCIA(ディセンシア) アヤナス トライアルセット 10日分

 

私はよく口の周りが荒れてしまうので、ひどいときは皮膚科の薬、落ち着いているときはディセンシアを使っています。
敏感肌用で塗ってもピリピリしないしすぐ乾くので、とてもいい感じです♪

 

言いたいこと!

私のアトピー性皮膚炎について書きましたが、とりあえず言いたいことは・・・

合わない、治らないと思ったらすぐ病院変えろ!

・・・ということでした^^

皮膚科に限らずね!

 

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